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コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

賃貸物件を探す2~定期借家

条件を絞り込んで、いくつかの賃貸住宅をピックアップしネットのフォームから不動産屋さんに連絡をし、指定された日時に訪問した。

 

当時、ネットで物件を検索していて気になっていた言葉があった。

「定期借家」

これ良いなあと思う物件名の横に、結構な頻度で入っていた。

当地の新しめの鉄筋物件は、ほぼすべてと言っていい割合で入っていた。

サイトが違った場合、そこになくても、物件概要の契約条件一覧が書いてあるところにやはり「定期借家」と書いてある。

貸主保護の制度であることは薄々知っていたが、借り手となるとどんなデメリットがあるのだろうかと気になった。

suumo.jp

 

結構条件を絞り込んで不動産屋に乗り込んで行ったので、そこまで明快に絞り込んでいるなら見に行った方が速いと、先に現地へ連れて行ってくれることになり、不動産屋さんの車が禁煙でなかったので場所を聞いて現地(見学物件の駐車場)集合となった(;'∀')

 

見学した物件は、1つ目が築9年か10年の各停が止まる駅から徒歩5分くらいのところにある鉄筋コンクリート造りのマンションの3階と5階の部屋(家賃と間取りが微妙に違うので両方見せてくれた)

綺麗に管理されているのが伺えて好印象だった。広さは45平米くらいの1LDK

ただ、便利という意味での立地は素晴らしいけど、防災上の立地はイマイチなのが気になっていた(大雨で近隣は水が浸くと思われ)

 

2つ目は、先月建ったばかりという10世帯ほどの小さいマンションだった。

これは、私の実家から車で5分くらいの場所にある。駅までは車利用になるが、買い物にはとても便利な立地。防災上も問題なし。

広さは間取りによっては40平米に少し足りない位の1LDK。クローゼット付きの寝室はベッドを置くとそれでいっぱいになる程度の広さだった。

 

ここで「定期借家」について聞いてみた。

デメリットに思えたのは

(1)どちらも2年契約だったが、2年後更新出来ないこと

(再契約という形で出来る可能性はあるが、今募集している家賃は新規募集の家賃であり、同じ条件で契約できる保証はない)

(2)2年契約中、解約に制限がある

上記のURLでは、転勤など借主のやむを得ない事情で出来る場合があると記載されているが、当時の説明はもう少し条件が厳しそうに感じるものだった。(転勤もダメと言われたため)

 

実家を出て借りたからには、隣人が変人とか環境が悪いとか条件が悪くなければそのまま継続して住みたいと思う。

ただ、絶対2年契約を満了するか?と言われると自信がない。もっと条件の良いところに住むかもしれないし、石油王が第800夫人にどうぞとリムジンに乗って迎えに来るかもしれない。賃貸だもの、流動性があることをメリットとして借りようとしているのに、流動性を高めているのか制限しているのかよく分からない制度が足枷になっていた。

借り手にとって良い条件じゃないからこそ、賃料が安いというような話をされ、なるほどと思った。この2つの物件は、市内で掲載されていたものの中では割と良かったけれど、契約を見送った。

 

一度戻ってから、定期借家ではないものでお願いしますと探し直してもらい、別の物件を見せてもらった。

2番目に観に行った物件の近くにある物件、ちょっといびつな間取りの築15年位の1LDK。なんとなく、築年数相応の古さがあったのと、近隣の環境があまりピンとこなかったのと、少し家賃が高かったので返事を保留にして、1回目の物件見学が終わった。

 

次回は、鉄筋ではないアパートと一軒家を見に行きます。