esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

コーチングプラットフォーム修了しました

コーチングプラットフォーム13期の講座が先日修了しました。
昨年の10月から月1回×12ヶ月間の講座でしたが、朝から夕方までみっちり内容が詰まっていて、最初は1年も継続できるのか?ついていけるのか?と心配もありました。
終わってみるとあっという間で、フルで受講を決めた自分に対して「Good job!!」と声をかけたい気分ですが、感じたことなど書いてみたいと思います。

coachingplatform.main.jp

私のコーチング履歴

コーチングプラットフォームに入る前、オンラインコーチングスクール・コーチングプレイスという別のスクールで学んだのが、私のコーチングの履歴書のスタートになります。
そもそもは、仕事上で結構無理をしたり違和感を感じたことをうまく周りに伝えることが出来ないという悩みをコーチに相談したとき、「コーチングを学ぶと良いかもしれませんよ」と言われたのがきっかけです。
コーチングプレイスはカジュアルな雰囲気で、どちらかというと家庭内だったり職場の同僚とちょっとよい関わりができる日常使いのコーチングから学んでみるというスタンスです。
「ゆるく・楽しく」がモットーであり、講座も全てオンラインで少人数制(最大4人)週1回1時間×6ヶ月と小さいお子さんがいても比較的無理なく学べる・仕事が忙しくてまとまった時間をとることが出来ない人にも門戸が開かれています。
私自身も最初水曜日の21時からのクラスに入りましたが、仕事が当時忙しく21時までに帰れなかった(それもどうかと思う)ので、早朝5時半からのクラスで学びなおしました。なので、コーチングを学ぶ最初が温かみのある雰囲気で背中を押して貰える(それでいてどこかゆるい)コーチングプレイスでなかったら私はコーチングを好きと言っていなかっただろうと思います。

コーチングをとおして「自己基盤」という言葉を知ったのがきっかけで、私に必要なものはその「自己基盤」ではないだろうかと思い、講座などを探しているうちにコーチングプラットフォームを知りました。

そもそも何を求めていた??

コーチングプラットフォームの講座は、コーチングコースとファウンデーション(自己基盤)コースがあり、フルで学ぶ事もできるし、要件を満たす場合希望すればどちらかだけを選ぶことも出来ます。
最初、自己基盤を学びたかったのでファウンデーションコースだけを受講しようと考えていましたし、可能かどうかを問い合わせもしました。
コーチングプレイスで一通り学んだ自負もあったので、コーチングコースは省略しても良いかもしれない。手っ取り早く最小の労力と最短の時間で得たいものを手にしたいという下心もありました。
土壇場でどうせなら全部やりたいとフルで受講したんですが、講座が始まりセッションの練習で先輩コーチの皆様からフィードバックをもらうようになると、自分の思い上がりに初回のコーチング講座で気付かされ、自己基盤も奥が深くて「最短の効率ですぐに」というものではないと気付かされました。
今振り返ると、概要を掴みたい・早く要点を知って行動に移したいという自分の資質が当初の欲求に現れたんだと思います

「どうせなら全部!!」にありがとうです。

学んでみてどうだった?特徴は??

コーチングプラットフォームでは、コーチ歴の長い(それこそ10年以上の方も!)先輩やアシスタントとしてトレーニングや研鑽を重ねた先輩方からのフィードバックがとても勉強になり、一つ一つが私にとっての財産となりました。

私の場合は先ほど少し触れたとおり、最初から素直に受け取れたわけでもなく、キツイことを言われると感じ、正直反発する気持ちもあったことがあります。(ぶっちゃけますけどごめんなさいね)

コーチングプレイスでは「欠点は自分が一番自覚しているだろう」とそこにはあまり触れず、比較的ポジティブ・フィードバックでその人の良いところをより伸ばすという方針の方が多いです。優しい世界にどっぷり漬かって慣れていた私には、プラットフォームの先輩から頂くフィードバックは「なんてキツイ>< まるで鬼のようなことを言う人達だ」とすぐに受け取ることが出来ませんでした。

ただ、これはとても不思議なことやけど、日にちが経つとなんかストンと言われたことが心のなかに落ちてきて「あのとき、先輩は私のこんなところを見てこういうふうに感じたんだ、それがあの言葉だったんだ」と受け入れることが出来ていました

なので、コーチングプレイスとコーチングプラットフォームの違いは?と聞かれると、フィードバックに対するあり方が違うという感想です。

今回コロナ禍ということもあり、プラットフォームの講座も1年間ALLオンラインでした。地方に住んでいることもあり、以前は東京や岡山でリアル開催だったものをフルにオンラインで移動の労力なく受講できたこともありがたかったです。

自己基盤を学ぶときに必要なもの

自己基盤をテーマにした本「Selfish」やその他の本もあるけど、本で学ぶのとリアルで学ぶことの違いは「他人を介しているかどうか」だと思いました。
安心安全な信頼関係の中で感じたことを感じたままに伝えてもらうことをとおして、自分ひとりでは覗き込むことが出来なかった心の中の崖の下を怖い怖いと言いながらも見ることが出来たと思います。

人を介することで、なんか温度がある。知識や気持ちが体験や経験に昇華するのかな。

他の人の経験談も、その人の表情や話し方の変化を見ていると気持ちとして伝わってきて、自分ごととして経験になる。プラットフォームの講座を通してそんな体験をいっぱいさせてもらったのは何よりの財産です。

「自己基盤を学ぶときに必要なのは他人」・・本当そのとおりだなあと思います。
ひとりでは見ることの出来ない崖の下も、手をつないでくれていると人がいる思うと見てみようと思えますよね。

1年経つ頃「私は~と人から見られたいと思っていて、人たるものは~で有るべきと考えているんだ」という他の人に話すとずざーっと引かれる部分も講座の中でシェアできるようになっていました。
私は自己開示が下手で、それ故に仕事の上では他の人にうまくお願いすることや上手に手を抜くことが出来なくて、そんな自分を無様で不器用で要領が悪くてずっと嫌だと思っていて、もう全部含めてそんな自分が大嫌いでした。
プライベートでは出来ることも、場所と囲む人が変わると出来なくなる、そんな自分を長い間持て余していて苦しんでました。
ある時、「打ち解けているようでどこか違う」というようなフィードバックをもらいました。
その時は「何を言われたんだろう?」と思い受け取ってもいなかったのですが、あとから自分がしていたことは取り繕いだったんだと気がつくきっかけになりました。

1年間、他の受講者の皆さんやアシスタントの皆さんに助けてもらいながら自己開示も少しは出来るようになっていて、過去の苦い経験も今同じことが起こったら違うやり方や関わり方でアプローチするかもしれないと考えることもあります。

今後にどう活かす

・・・・正直未定なんですけど。

未定という後ろめたさやコスパに縛られてる自分ではなく、今「悪い方に行ってないし、多分良い方向に行ってるから大丈夫やん。その内どうにかなるよ」と思ってる自分がいる。
前よりも独りよがりのセッションをすることはなくなったとか。

クライアントさんの望む方向にセッションを進められるようになった(かもしれない)とか。

自己開示するのは時にすごくしんどかったので、以前よりはクライアントさんの表情や話し方、言葉以外の部分を感じられるようになって、その言葉はどんな気持ちで発したのかという方向に意識を向けられるようになったと思います。

いま、前よりは自分とタイプの違う人を受け入れた上で、手っ取り早くじゃなくても、じっくり考えてもいいよねと思える自分もいます。

なので、ちょっとずつでも会社や普段接する場所で、周りの人が「~べき」とかで苦しんでいて、本人も望んでいたら締め付けるものから楽になれるような関わりもできればいいなと思います。

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来月初頭に認定試験があり、そこが1年間の集大成です。

かと言って変に力を入れすぎるとガチガチになって良くない気もする、でも後悔のないようバッキバキに仕上げて臨みたいなあと思ってます。(伝わるかな?)

 

もう一本コーチングに関する記事を読んでいきませんか?

monakamt.hatenablog.com