esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

アサーティブ勉強会に参加した

現在13期の受講生として学んでいるコーチングプラットフォームのイベント「アサーティブ勉強会」が6月23日に開催され参加しました。
大変好評で、次の開催も決まっているという人気イベント!参加前から楽しみにしてました!

コーチングプラットフォームでは、アサーティブ勉強会以外にもテーマを決めた「おはなし会」など受講生や先輩のコーチと話すイベントがあり、毎回深い学びになっています。

さてさて、アサーティブ勉強会・・・

「アサーティブ」の意味や必要性は一応程度に知っていても、深く学んだことや実践をしたことはありませんでしたが、今回参加してすごく勉強にもなったし、奥の深さに正直驚きました。

 

f:id:monakamt:20210626232248j:plain

コミュニケーションで大切な4つのこと

「アサーティブ」を支えているのは、誠実に、真摯に、相手と向き合おうとする心の持ちようです。

「誠実」:自分にも相手にも
「率直」:相手が受け取りやすい言い方で・言いたいことを簡潔に
「対等」:相手の言い分にも耳を傾ける・社会的上下関係はあっても「人間として」は対等である
「自己責任」:言った場合・言わなかった場合それぞれの結果を責任を持って受け入れる

作為的な言い方をする必要はないし、疑心暗鬼にさせる必要もない。相手と価値観を同じにする必要もありません。
中長期的な人間関係を築くのがアサーティブに伝えることの意義であり、目的です。

ワークを通して学んだこと

オンライン開催だったのでZoomのブレイクアウトセッションの機能を使い、グループ内でアサーティブに伝える練習をしました。
気をつけることは以下の4つ。

「事実」:何が起きているのか具体的に、相手も了解できる事実であれ
「感情」:事実に対して自分はどう感じているのか
「要求や提案」:今後は相手にどうしてほしいか。具体的実現可能なもの1つにしぼって伝える。語尾まではっきり「。」まで伝える。
今回オブザーバー役で他の方のワークを見て感じたのは、経験が浅いと特に「事実」と「感情」の境目が曖昧になり、引き起こされた感情も事実として混同し相手に伝えようとしてしまい、話の最初の段階から相手が受け取れないボールを投げてしまうことです。

何回も何回もやり直し、時には作戦会議に戻るうちに、最後の練習では相手役が要望を穏やかな表情で素直に受け取れる様子を見ることができました。

 

また、私自身も職場の人に伝えたいことを用意していたのですが、作戦会議の中でグループのファシリテーターをしていただいた方から「その話題は結構難しいから、伝える状況を慎重に考えたほうが良い」とアドバイスをもらいました。
具体的には、相手の方と私が同じ場所・同じ空間で同じ経験をした後すぐに伝えた方が良い、そのタイミングが来るまで待ったほうが良いと言われました。

なぜ待ったほうが良いのか、それは、最初考えていたシチュエーションの一部が伝聞で知った事実が混ざっていたので、相手の方に私は当事者ではないと思われる危険があり、部外者が入ってくるなとその時点でシャットアウトされてしまうからだそう。
「相手も了解できる事実」というのは、そういうところまで考えるのだなあと深い学びになりました。

反省と振り返り

そういう経緯で自分が考えたネタは練習する事はできませんでしたが、他の人の練習を見たり、フィードバックをもらった時間は貴重な時間となりました。
再受講も多い講座というのは納得です。
今度は相手役とかやってみたい。ツンデレに振る舞いたい(*^^*)

反省したことは・・、「伝えたい」ということに意識が向きすぎていたこと。
正直に書くと、最初言い回しの練習でもするのか?!と思っていました(ゴメンナサイ)
伝えることで自分は要求が満たされ快適になるかもしれません。

でも、私が思っていた「伝える」だと、相手が受け取りやすい言い方か、相手が受け入れやすい状況かについては配慮が足りず、本当に相手を尊重できていませんでした。
尊重しているっぽい表面だけの伝え方になって余計にタチの悪い感情やしこりを相手の中に残したり、無理矢理は要求を受け入れさせていたかもしれないけど、長期的な良い関係が築けたかというと微妙。

今回の講座を通して「相手を尊重する」というコミュニケーションの奥深さについて学ぶことができて本当に良かったです。

ありがとうございました。