esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

退職する先輩の話を聞く

一億円落ちてないかな・・。

 

「しごとやめたい」を拗らせすぎて、下を向いて道に落ちてるかもしれない一億円を真剣に探していた(あらへんあらへん)日々もある私の勝間塾イベント参加報告です。

 

近日中に退職する先輩のお話を聞くオンラインイベントに参加しました。

今年度末をもって退職する方が、退職に至るまでの行動、準備、心の移り変わり及び今後のあれこれをシェアしていただいたのを4人で聞かせてもらいました。

何人かでお話を聞くのって、良いですね(^^)

自分一人では思いつかない視点で質問投げかけてもらうので、勉強になります。

羨ましいと思ったこと(人)~ワークを通してどんな姿が見えたでしょうか?どんな願望を持っていたことを知りましたか?

 

▶たとえば私は何に(どこに)不満があるか

1.役職の割に求められるものが多すぎる(お前はどれほどの人間か!という批判を覚悟で言うと、報酬に反映されていない)

2.役職者だけ月2~3回休日回ってくる当番(無償)や、全員に対し週1回平日の時間外に割り振られる当番などがあり、自分のリソースを潰すことが日に日に精神的負担になってきた

3.仕事上の自由度が少なく、文書のつづり方やコンピューターの仕様までガチガチに規制されアレンジや改善したいのに裁量権がほぼない、予算の権限を持っていない

4.担当業務そのものが向いていない(法律・制度そのものを無くしても良いと思うくらい疑問に思っている、むしろその法律からこぼれ落ちた人の支援に回りたい気持ちが強くある)

5.昔からのイメージで誰にでもできる仕事と思われている

今は法令が変わったり業務の範囲が広がったりで、覚えることが莫大に増えた

6.〜して当たり前で感謝を伝えられることがない

猛毒を吐きそうなのでノーコメント

 

私は、今の部署への配属と同時に昇進し、管理職の末席になり3年目になりました。(係長級)

今の部署は、中間管理職の血と涙、犠牲によって回っていると一部で言われています。

役職者だけ回ってくる休日の待機当番(無償)、配属された早々分厚いマニュアルでもない分かりにくい例外が積み重なった事例集を渡され、ひっきりなしに「判断してください」と迫られる、課内で話し合って決めたことを会社のトップにいきなりひっくり返される・・

上の役職の人で相談に乗ってくれるような人は負担に耐え切れず退職したり、異動したり、そうでない人は「どうするんやー」と下(係長級)にまくってくる・・。

とにかく、与えられている裁量が少なく、自由になることが少なすぎる。

もちろん法律や制度にのっとって仕事をするのは当たり前だけど、この狭い業界の中でも特殊な事務・・正直言って私には向いていないことがはっきり分かった。

「上級者研修」なる名前負けしている集合研修に参加させてもらい、他の会社のプロフェッショナルと話をして、正直そのプロフェッショナルに対し、「業務知識」と「勉強量」以外に敬意を持てなかった。(上から偉そうにごめんなさい)

 

会社員である以上、異動、転勤はつきものであることは承知している。

私たちは「事務職」で入って、紙切れ一枚で全然違う職種に配置される。

昨日まで給料の計算をしていたと思ったら、明日からは督促の仕事で顧客訪問してこいと言われることもある。

向いている向いていないを選べないこと、会社とはそんなもんだと承知で入ったつもりだけど、今の部署で辛さが爆発しそうになってきた。

本来、休日であるはず・・、100%自分の裁量で使えるはずの日が無償で拘束される、もう嫌で嫌で仕方がなくて、どうにかなりそうだ。

(ところが、これが嫌ではない人がいた!..話を聞いた時「嘘ぉ!」って叫んでいた。本当に人って色々だと思う)

 

休日のコントロール権を取り戻したい・・、もちろん部署によっては休日のイベント等で出勤もあるところもある。ただ、今は何故係長級だけ非公式に延々と無償奉仕を続けているの?と疑問がある。

 

▶3年後10年後の姿

今の部署にいたくないと強く思って、ダメを覚悟で異動願を書いた。

行きたい部署と理由欄の3行のフリースペースに怨念・情念がこもっている^^;

ところで、もし10年後、今とは違う部署にいたとして、私は何を思っているだろう。

今の部署でトップの意向に振り回されたことで、どうしても会社そのもの、そこで働く事に夢を見れない。

トップが変わって一時的によくなっても、またおばかちんがトップになったら??(改革派が歓迎されない風土)

10年後TOKIMEKIはこの会社ににあるだろうか。

この会社(この業界)は多分無くならないけど、ある意味斜陽産業だ。

今のトップは社員に奴隷的無償労働を押し付けるけど、トップが変わっても劇的に環境が改善されることはないだろう。

 

▶嫌なら辞めればええやん

社外の同性、同年代と比較し給料面での待遇は良い。田舎では破格の待遇と言われる。

退職したとして、今の待遇を超える仕事はないだろう。

計算もなく、いきなり「飛ぶ」のは無謀と自分も思うし、人は「あほ」と言うだろう。

会社への物理的、精神的依存度を下げたい!

 

▶何をしようか

ところが、ここまで不満ばかりなのにいまだに私は何をしようかが分からず、試行錯誤して走って、息切れしたら歩いている。

こんな状態だから1億円を拾わない限り直ちに辞めることはできない。

勝間塾の毎月約5,000円の会費を払う選択を昨年の5月にし、ドケチで他力本願の私を捨て走ることを選択し、少し進歩したほうかもしれない。ため息をつきながら一億円探して下を向いていた日々よりは、亀の歩みでも前に進んでいると自負している。

試行錯誤している中で何かが見えればいいと思って、今年、私は走る。

固い棒にぶつかりませんように、コブとジャンプ台を間違えて突っ込んで骨折しませんように。(昨年やりました。空飛んで膝骨を挫傷した。痛かった)

 

▶何を準備したか

健康、お金・・・セーフティネットは大事。

周りの理解まで得られていればそれはそれで幸せだろうけど、最後は自分の人生だよね。

一年間で息を吸って吐いて、たまに行きたいところへ行くとどれだけお金を使うのか・・。

また、貯まっているお金に働いてもらう方法はあるか。

勝間塾やブロガーの先輩方に教えてもらいながら勉強しようと思います。

 

▶人生のその時にしか出来ないことを優先する

数年前、母親に心臓の病気が見つかった。

万が一、今よりも状態が悪くなったら入院・治療が必要になると思う。

本人は、安心できる病院で積極的に治療をしたいようだ。(検査は地元で受けているが、手術を同じ病院でするのは嫌だそう)

選択肢が県外になる可能性もあるが、本人の納得できる環境を用意したい。

「仕事で将来不利になるだろうから、私を理由に仕事を休まないで(介護休暇制度を使わないで)」と言われたことがあるが、このお願いは聞かないつもりだ。

「人生のその時にしかできないこと」を優先する事を誓います!

 

▶イベントを受講して何をするか

1.お金の準備

既に格安SIMに変えたり、電気・ガスの契約を見直そうとしたり、「その時」に備えて固定費を減らし、生活をダウンサイジングしている。

と言っても、走るために必要なお金は可能な限り用意して出そうと思う。

2.惚れたあなたに近づきたい♡

羨ましいと思ったあの輝かしい方々に少しでも近づけるよう、自分への投資は続ける

(発光して周囲を薙ぎ倒すの別の機会に ・・(^^;;)

3.副業等幅広い選択肢を模索する

副業って何するねん?を含めて、今考えています。

とりあえず、やってダメならやめればいいんやし、何かはじめてみます。

 

▶わかったこと

勝間コミュニティの別のイベントで、元同業者の方が発した「組織に対して毒をもつようになったら終わり」というコメントがずっと心に残り、引っかかっていました。

今、私は毒まみれで、真っ黒です。

今日のワークの中で、私自身も連続投稿を続けていることが話に出たけど、何故連続投稿が出来たのか、既にブログへも書いた事(本ブログ、100回書いた参照)以外にも理由があったように思う。

monakamt.hatenablog.com

 

それは、多分、一行でも毎日投稿することで「心の浄化」になったんだと思います。

「私の居場所は、あの裁量のない狭い世界だけじゃないんやよ!」と無意識の叫びだったのかもしれないと、イベントが終わってからふとそう思いました。

 

▶謝辞

素晴らしいイベントを企画していただいたAさん、日程調整に応じて頂いた皆さま、有意義な質問という形でシェアしていただいた参加者の皆様に熱烈に感謝し、皆さまの今後を応援しています。

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写真は受験生に捧げるKitKat

イベントを主催してもらったAさんと「飛ぶ」事を考えながら迷っているあなたとドケチで他力本願な着ぐるみを脱いだ私に捧げます。

 

こんなに長いのに読んでもらってありがとう!!!

なんか勢いで夜中のラブレターのノリで書いてしもた。後日書き直すかもしれないけど、取り敢えずUP(ポチ)