esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

本当のコーチングに出会う前の話

コーチングプレイス認定コーチ、monakaです。

今度2月6日にロンドン在住のさちさんと、コーチングについてもっと知ってもらうためのイベントやります。少人数でまったり開催できればと思ってます。
下記リンクよりお問い合わせ&お申込みお待ちしてます!

monakamt.hatenablog.com

 〈コーチングの良いところ期間限定で発信中!〉f:id:monakamt:20210117021936p:image

今日は私がコーチングから背を向けた話

私がまともなコーチングを初めて受けたのは、コーチングプレイスの校長・塙英明さんのセッションでしたが、その前(多分2007年〜2009年くらい)にコーチングと名乗るものを受けたことがありました。

きっかけは、職場の研修。

外部講師の人のプロフィールに「社員育成にコーチングを取り入れたら会社が生まれ変わった!(...みたいな感じ)」と書いてあり、その時「コーチング」という言葉をネットで検索しました。

研修を受け希望した人の中から抽選で何人かがその先生の会社が提供するコーチングをお試しで受ける事が出来たので手をあげたら、他に希望者がいなくてそのまま受ける事が出来ました。(研修係に面目がたったわーとものすごく感謝された)

 

3年で異動が当たり前の職場で、当時の私は同じ部署に5〜6年もいて完全に腐っていました。
変化のない環境で、なにか言うと必ず否定から入る人たちに囲まれている・・・ここにいたら取り残される!腐ってしまう!!と強い焦りを感じていました。

コーチングとは何かも分からず受けたはじめてのコーチング(らしきもの)をとおして分かったことは、「コーチには守秘義務がある」ということだけでした。
コーチ(おじちゃん)が自分の私感を語る時間が長く、私が話したことにダメ出しもされました。
「あなたはその環境で奮起し、周りを変えていくべきだ!」とも言われましたが、別に奮起したくもないってか、周りどうでもいいから自分だけがそこから離れられたらいいよ・・、ってくらいにしか思ってもなく、だったらどうすればいいの?それが知りたいよ、本当にコーチング受けたらそれが分かるの?・・と。

時々、じっくり考えたい質問がありましたが、じっくり考える前におじちゃんが答えを勝手に言っていました。

その時間がすごく苦しく、否定から入ってダメ出しされるなら職場で仕事しているのと何も変わらない。
研修講師のプロフィールにかいてあるように、とてもコーチングで自発的に社員が変わったとも思えない、もうとにかくしんどくてしんどくて、職場にいたほうが仕事進むだけまだマシ!!おじちゃんの意識高い話に首を縦に振って「来なければよかったー。首痛いー!!早く終わってー!!」と思っていました。

今思うと、その時のコーチングで私とおじちゃんはコーチとクライアントの関係ではなく、おじちゃんはコンサルタントや先生に対し私が一般民の関係で、私から見て対等ではありませんでした。
コーチングを私自身が学んだ今だから分かるのですが、コーチは時にはクライアントの視点やペースに合わせることも必要だと思います。
振り返ってみると、おじちゃんの言葉にも一理あるところもあったかもしれないけど、おじちゃんは当時の私のレベルに合わせてくれていなかったので、折角の格言も響きませんでした。

一応、コーチングのはじめに決めたゴール(この時間に何が分かれば良いか)までたどり着いたようですが、タスクリストは全部おじちゃんが決めたもので、私がやりたいことでもしなければいけないことでもなく、どこかよそごとでした。

 

おじちゃんのコーチングとは認めないコーチングを受けて、
私の問題は私にしか解決出来ない!私の問題を解決するために人はあてにならないと、もの凄い堅い殻を手に入れて、私は自分の殻に引きこもる事になってしまいました。

そして、私の人生にコーチングは要らないとまで思いました。

 

コーチング=偉そうに上から圧をかけて、コーチの考えにクライアントを染めるもの

コーチング=「意識高い」って言いたい人のアイテム

 

10年以上後で塙英明さんのコーチングを受けるまで、この誤解は続きます。

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