esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

カレーは飲み物ではない〜コーチング受けて変えたこと

私が一部に公表しているプロフィールの中に「カレーは飲み物ではなく味わって食べるもの」という一文があり、笑いを誘っているようです。反応頂きありがとうございます^ ^

今はカレーを味わって食べれる環境にいます。

変わったきっかけは2つあって、一つは勝間和代さんの人生戦略講座、もう一つは塙英明さんのコーチングでした。

 

今日は、カレーは飲み物ではない話。

前の職場で、私は係長でした。

昼休みでも突発事項(事件)があると、部下や時に上司(課長補佐)が呼びに来ました。なので、食べかけの弁当に蓋をして戻ることもしばしば。ある時、気が向いたので外へラーメン食べに出掛けたら課長の雷が落ちました。外出先言わなければいけないようで、そんな縛りがあるのはその部署が初めてでした。

 

食堂で一番たくさん頼んだメニューは、カレーライスでした。美味しいからではなく、味がついていて、ご飯も柔らかくなるので喉を通りやすいからです。時間がない時によく頼んだので、カレーは飲み物という感覚でした。

でも、本当は美味しくないカレーも押し込むのではなく、ゆっくり噛んで味わって食べたかったのです。蓋をして残した弁当、事が終わって戻り、再び蓋を開けたら中身もぐちゃっとしてもう食べる気もしませんでした。

昼の時間は昼の時間で確保したい、例え係長だとしても境界線を引いて自分を守りたい。休憩は休憩で仕事から離れて取ったらあかんのか?と思ったけど、歴代の人も同じようにしていたので、言い出せませんでした。

 

そんな職場で過ごしていた時、塙英明さんにコーチングをお願いする機会がありました。

初めて受けた別の人のコーチングが威圧的で印象が良くなかったけど、リアルで塙コーチにあってストレングスファインダーのことを聞きたかったのと、メルマガの感じから塙コーチが威圧的とは思えなかったからコーチングという言葉のイメージは良くなかったけど塙さんに会いたく申し込みました。

 

塙さんは今日何を話すか聞いてくれたけど、モヤモヤし過ぎていた私は上手く話すことを整理出来ませんでした。案の定職場の愚痴になったけど、その途中で塙さんに「困った時に助けてくれる人や助けを求められる人はいますか」と聞かれました。

その時は、カレーが飲み物と言って開き直る職場に分かり合える人なんかいるわけないじゃん!と思い適当にはぐらかしたように思いました(塙さんゴメン)が、その質問を塙さんと別れて電車に乗ってから考えた時、周りに対して諦めて心を閉ざしている自分にきがつきました。

私が周りの人を信用しないことで、周りの人の持つ可能性を見ようとせず、自分の持つ可能性も「どうせ〜だから」と決めつけることで諦めてるんだと。

それからは、係長だけが呼び出されないよう自分の持つ知識やマニュアルを周りに伝えるようにしました。慎重さの資質が強く、いつもと違う行動を怖がる人には、小さくちぎったタスクを時には手を繋ぎながら一緒に飛び越え、出来るたびに承認の言葉を掛けました。

3ヶ月経った時、弁当を中断する事がなくなった事に気付きました。どうしても係長でなければならないもの以外、呼び出されなくなったのです。その後私は異動で部署を変わり、その1年後に退職していました。

前の場所ではカレーを飲み物にする事はやめられたけど、移った部署ではまたカレーが飲み物になったからです。

自分を使い倒して消耗させる人と一緒に働くより、自分を応援してくれる人と一緒に働きたいと思い、転職活動をしたのです。

 

今の自分からカレーを飲んでいた自分にどんな声を掛けるか。

やっぱり「カレーは飲み物じゃない!早く気づいて!!」と声を掛けたいです。

 

今回のブログはカレーの話を聞かれたので書いてみました。過去記事と結構内容被っててすみませんが大事なことなのでスルー出来ませんでした。