esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

コーチングセッションで何を話す?

#SNSでの言語化20日間連続チャレンジ
に挑戦中です!今日で10日目!わー!半分きたよー!

今日は以前クライアントさんから質問されたことを言語化してみます。

コーチングの時に何を話せば良いですか?

会社で上司とする1on1では、例えば期初には今期の目標を話し、中間では目標に対する進捗具合を話して、期末では振り返りを話しますが、コーチングの時も1on1と同じように仕事の話をするんですか?皆さん何を話されていますか??

テーマ(コーチングセッションでメインで話す話)に制限はありません。

仕事のことやプライベートでの目標達成に関することを話しても良いし、人間関係のこと、いつも気にかけていることや感じていること、他では言いにくいことも話してもらっても構いません。
いつも陥る感情のくせやものの見方について話しても大丈夫です。継続でコーチングを受けている場合は、コーチからどう見えているかの率直に伝えてもらう、そんな目的でも良いと思います。
もちろん、仰るとおりキャリアの方向性や目標設定について話しても構いません。

テーマがカッコよくみえる必要はないし、向上心があったり賢そうな話でなくても良いし、意識は高くなくてもいいし背伸びもしなくても良い。

私自身は、一人では考えにくいことや大切だけど緊急ではないこと、時々おちいる感情のくせ、過去に感じたけどうやむやにしてしまったこと、足掻いてるそのままの私の姿をそのまま話すこともあります。
【過去のクライアント体験は下記の記事をご参照ください】

monakamt.hatenablog.com

大切なのは、あなた自身がセッションの時間をどう使いたいか?何のためにコーチングを受けるのか?の目的ですが、時には疲れている時やうつむいている日もあるよね。

1on1との違いは何??

1on1は一般的に上司と部下という役割や立場を鑑みた関係性で行われ、仕事の進捗や相談を話すことが多いですし、相手と実質の利害関係があることが多いです。
「こんなこと言ったら評価下がるかな」
「失望させるかな」
など、上司と部下の関係性があるからこそ話しにくいことや、見せたいイメージや見せたくないイメージのために取り繕って話すことがあるかもしれません。
話しながらどう思われるか気にしているようでは本音は話せないし、肝心の目標設定も本当に自分のための目標設定なのかも怪しくなります。(私は上の空で受け、気がつくと話を盛っていたことが...以下略)

それに対して、自分でコーチングを契約する場合のコーチとクライアントとの関係に利害関係はなく、通常コーチはクライアントに守秘義務を約束しています。
利害関係やしがらみのないフラットな関係で話せることこそが重要で、会社で設定される多くの1on1との違いはそこにあるのでは?と感じています。

もちろん、1on1を良い時間にするために上司に対してこんな関わりをして欲しい!とリクエストを出してみるのも良いと思います。

私は2年半くらいコーチングを受ける体験を重ねた今、正直に今ある状態を話せるようになってきたと感じてます。

これまでにたくさんの気づきがあり、取り繕っていた自分も、かっこ悪く見えて隠したかった自分も認めて受け止めることが出来るようになってきたと思います。

多くの場合、毎月いくらとお金を払って申込みするかと思いますが、今回のセッションの終わりに何が分かれば良い時間だったと言えるのか、先々はどんな状態になっていたいのか...、そのためにコーチにどんな関わりを求めるのか、ぜひ考えてみてくださいね。