esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

未完了をひとつ片付ける

関心を寄せていただいた方と自己基盤講座のお話会を開催しました。

自己基盤講座、ぶっちゃけどうよ??
何のためにやってるの??
役に立ってる実感がない。

開始早々ぶっちゃけトークで始まった会でしたが。

月1回の講座受けて得るものって?

月1回の講座も5回まで進みました。
講座に参加してるだけでは、正直自己基盤って何??というのも掴みづらい気がしています。
ただ、講座に参加し続ける意味はあると思います。
毎回、他の人の体験談を聞いたり、自分自身も話したり、講師から繰り返し言われる言葉

・感情をエコ贔屓しない
・感じたことを大切に扱う
などにアンテナが立つんです。
そうすると日常生活の中で、何か感じた時や感情を揺さぶられた時に「今感じたことがそうだったのか!」みたいにピン!と来ることがあります。
私はアンテナを立て続けることが大切で、それが講座に出て学び続ける意味なんだと感じました。机の上で学ぶより、自分自身が体験してそれを話すことや人の体験談を聞くことが大切だと思いました。

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未完了をひとつ完了させるため実践したこと

お正月に実家に帰省した時、父の話を評価も否定もせず聞こうと思いました。
・話長いし(-_-)
・つまらないし・ω・
・人を思い通りにコントロールしたい欲丸出しやし٩(๑`^´๑)۶
と、今まで適当にあしらってきました。
ただ、父と親しい人からは「お父さんは面白い人だね」とか言われることもあり、今までは「外面(そとづら)がええんやなあ」と感じていたのですが、もしかしたら私が知らないだけかも?と思ってきたんです。せっかくだから知りたい。
ただ、母が急に調子が悪くなったように父と話を出来る時間もそう長く保証されてないかもと思い、この未完了は今終わらせようと思いました。

お酒の力も借りてですが、話の中で「一番楽しかったのはいつ?どんな時??」と聞いたら父の若い頃の話がたくさん出てきました。
結果・成果・評価をそう気にせず、自由があって一番楽しかったのが大学生の頃だったという話
スキー合宿で金勘定間違えてピンチに陥った話
実力不相応な所までリフトで登ってしまったけど、女性の前で泣き言言えず見栄で降りた話

人間くさくてたわいもない話をたくさん聞きました。3時間くらい経ってました。
本人はたくさん飲まされ気持ちよく転がされた(2本飲んだからね)ことしか覚えてないでしょうが、私にとっては良い時間でした。

どこから学べば良いのか??

自己基盤の勉強会ではよくトマス・レナード氏が提唱した10の柱を扱います。

・未完了を完了させる
・妥協をやめる
・統合性を取り戻す
・自分のニーズを満足させる
・境界線を拡げる
・基準を引き上げる
・蓄える
・家族の基盤を強くする
・コミュニティを深める
・価値に向き合わせる
上の2つは、エネルギーロスをなくすことにも焦点があたり、ほかが自分自身のあり方を整えるものでしょうか。

これまでの経験や環境、大切にするあり方によって10の中でピンとくるものは人によって異なると思います。

また話せるタイミングも、感じたことを素直に受け止められるタイミングもそれぞれなのかもしれません。

自己基盤勉強してもただちに稼げるコーチになるわけでなく、コーチングではクライアントはひたすら目標・目的を話しますが、話を聞くコーチがクライアントの自己基盤に関わる事を網目のついたお玉で拾っていけると鍋の中身も雑味がなく、アクのない澄んだ出汁になるのかな?と感じました。

 

連続投稿13回目

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