最近、コーチングが初めてという方にセッションを提供する機会が増えました。
その中で、「これは初めに説明しておけば(セットアップで情報提供しておけば)良かった!」とか「これ、私も初めての時分からなかったよ!」と思う話がいくつかあったので、何回かに分けて書こうと思います。
アウトプットする事で、私自身の勉強になればと思います。なので、ここ分かりにくいとか、こんなことを教えてほしいというリクエストも大歓迎です^ ^
初回は、コーチング中コーチはアドバイスもしないし、あなたの悩みに答えを言うことは、基本的にありませんという話。
コーチングではアドバイスをもらえないんですか?!
私もコーチングを習うまで勘違いをしていました!
コーチングを受けて、コーチからアドバイスをしてもらおう!思考の整理になるようなヒントを教えてほしい!と。
コーチングって何?!
コーチングの基本は「答えはクライアントの中にある」という考え方です。
コーチは、様々な角度から質問を投げかけ、クライアントさんの表情や話を聞きながら、クライアントさんが心の奥に持つ「答え」を引き出していきます。
このように「引き出す」という表現をすることもありますが、最近、私自身がコーチングを受けて思ったのは、「創り出す」の方がより近いのかなという感覚です。
自分の心の中に漠然とあった答えが、コーチから様々な角度から投げかけてもらった質問をとおして、「この方向から考えたことなかったぞ!」と考えることで、「えっ?私ってこんな事を思ってたの?!」という気づきに繋がったり、「そうだ!これが私が一番しっくりくる答えだ!!」と新しい答えが創り出され、思考がクリアになり、すっきりします。
「創り出す」を例えて言うと、「掛け算」の感覚です。
心の中にあったもやもやした考え(A)×コーチからの投げかけ(B)=コーチングを通して得た気づきや行動のもととなる答え(C)
気づきや行動のもととなる答え(C)は、心の中に元々あったことはあったけれど、単体ではしっくりくる答えになり得ず(A)、コーチングをとおして考えることを重ねた結果(×B)創り出されたもの。
こんな説明でイメージ出来ますか??(^^;;
コーチの役割は、コーチングをとおして、あなたの答えを創り出すお手伝いをし、目標に向かって伴走することです。
今日のまとめ
コーチはアドバイスもしないし、答えを教えません。
次回の予告
私が受けるのはコーチングで良いのかな?コンサルティングやカウンセリングとどう違うのかな?にするつもりです。