esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

心地よいのは6割を受け入れてくれる環境(ストレングスファインダー・活発性を持つ人から)

最近Twitterでストレングスファインダー(R)の資質の一つ「活発性」について書いてます。

活発性の説明はこちら

www.gallup.com

 

ストレングスファインダー(R)は成功した人が持ってる資質をざっくり34個に分類して取り出したものですが、この活発性という資質は少し珍しいようで、エピソードを語ると結構な反応がお約束されています(^^;;

 

今回は、職場という舞台で活発性を持つ人にとってはどんな状況が心地よくて、どんな状況はモチベーションを落とすのかということを活発性の資質を2番めに持つ私がTwitterより掘り下げて書いてみようと思います。

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活発性的に思いついた事はすぐ形にすべく動きたいです。動きたくても動かない時、おあずけくらったようにモゾモゾしてます。

新規案件に取り組む時、叩き台にする案はさっさと作るから、他人に求めるものはその案をさらに良くして肉付けしてくれるアイデアか、非現実を現実化するためのハウツーです。

あくまでも叩き台なので、完璧なものではなく穴もあります。なぜ6割の出来なのに出して審判を求めるかというと、グループの集合知によりよりよく早く実現させる方向に動かしたい、自分一人で考えるよりも人とあれやこれや意見をぶつけることで、アイデアを現実化し早く走り出したい気持ちからです。

活発性にとって、動きがあることが第一で、実行してなんぼ!です。

ここで「精査せず6割のものを提出してくるなんて」という非難や「ここに誤字が」「レイアウトをもっと綺麗に」という進行に直接関わりのない指摘はエネルギー損失の元になります。

そこじゃないの!٩(๑`^´๑)۶
欲しいのは、ぐわっと行動するための肉付けであり、承認!!
活発性を持つ人は、多少の失敗と怪我は織り込み済みです。

 

上司の立場にしても部下の立場にしても、活発性さんを応援したい時は、最短ルートとその人が気づいてない攻略法を伝えて、行動の後押しをしてあげると心地よく長所を活かして動いてもらえます。

活発性さんを止める必要がある時は、感情的な否定の言葉を繰り出すより、その人が気づいてない事実を伝え本人にも考えさせることが大切です。感情的な否定の言葉や頭ごなしの禁止だけだと、反抗して事を先に進めてしまい逆効果です。

6割で仮提出したものを否定せず活かしててくれた上で、こうすればより良くなると後押しをしてくれると嬉しくてモチベーション上がる。

活発性さんからのアクセスに対し、レスポンスが遅くなりそうな時は「他の重要案件が終わってから返事したい」など、状況を伝えてもらうことで待つストレスも軽減されます。

 

なお、これらの事は必ずしも活発性を持つ人全員に当てはまるわけではなく、他の資質との絡みで変わってくるところはあります。あくまでも私の経験談や思いとして書きました。