esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

避難訓練にどう対処する?

#その後の言語化チャレンジ Day64

おはようございます。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今日は避難訓練の話。

なんで?!ってところですが、今週末に会社で避難訓練があります。雑に書くとベルが鳴ったら地震なら机の下に潜ってその後外へ避難、火事ならすぐに外に出るというアレです。

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障がい者にとっての避難訓練

先日会社のDEIコミュニティで、下肢障害者の方が「避難訓練の時どうしてますか?」とスレッドを立ち上げてみました。

レスを読むと

「普段は車椅子だが歩けないこともないので階段を降りて避難する。車椅子は他の方に運んでもらう手筈になっている。本当は混雑から守ってくれる声掛け役兼ガードもいてくれると安心だが、災害でお互いそれどころではない時は最悪車椅子をあきらめる」といった声や、

「義足使用で歩くのがゆっくりなので皆さんが避難をした後ゆっくり移動する。または暗黙の了解で先に集合場所へ向かうこともあるが、本当の災害ならそうも言っていられないですよね」といった声がありました。

移動に心配事を抱える人にとって雑踏は怖い、しかし、本当の災害だと助かるためにはそうは言っていられないといった葛藤がみてとれます。

以前の公共の職場では、全員で外に避難する避難訓練はなかったのですが、何年かに一度市民の方を誘導するための訓練に参加する当番が回ってきました。

辞める前の何年間かはお察しで免除され、それ以前は障がいの有無に関わらず平等に役が回ってきて、毎年タイムを測っていました。タイムが悪いと講話でネチネチやられるアレです。

私は下肢障害があるので、入庁2年目で回ってきた時に「走れないけどどうするん??」って上司に聞いたら、休むという選択肢もあるよって。

なんじゃそりゃ?!

休めじゃなく、自発的に休むよう誘導するところにモヤモヤをずっと感じてました。

結局その年の訓練は休みましたが、起こるであろう想定や問題から目を背けているようないやらしさを感じ、しかも公共機関でしょーって余計モヤモヤしました。

冒頭に触れたDEIコミュニティでもどなたかが発言していましたが、理想を言うと、そういった困るであろう人がいることも踏まえて訓練を利用して試行錯誤し、対策を考え、もしもの時の想定しておくことが必要なのでは?

 

皆さんのお考えはいかがですか?