こんにちはー。
早いものでゴールデンウィーク終盤です。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年に入ってから、会社でストレングスコーチとして活動してます。
強みを活かしてイキイキと働く人が増えて欲しい!私のミッションに目指しての活動は楽しいですし、充実してます。
そんな中、強みと同様気になる弱みについて今日は私の言葉でお話しします。
クリフトンストレングス®︎の弱みって?
先日、とある部署からクリフトンストレングスのチーム活用について相談がありました。
申込の時にアンケートにて目的をお尋ねしているのですが、その部署の方は「その他」にチェックを入れて「チームのメンバーの弱みを知りたい」と書かれていました。
弱み...クリフトンストレングス®︎の診断を受けて持っている資質の順位が1から34まで出てきますが、どこを見て弱みと捉えるでしょうか?
...今まで面談やワークをとおして聞いてきた範囲では、多くの人は順位が下の方にある資質を弱みとして受け取っている傾向にあります。
「戦略性が30位でないんですよー。マーケティングの仕事にはこれ弱みですよねー」などといったように、順位が下の方にある=その資質がないと捉え、弱みだと思ってしまう。
本当の弱みは違うんです。
上位5つ、上位10の資質がうまく使えていない時や何かの妨げになっている状態がクリフトンストレングス®︎でいう弱みです。
長所も短所も裏返し..と似た感じです。
そもそも順位が下の方の資質も持っていないわけではなく、持っているんです。
ただ、いつも身近に持ってるわけじゃなくて、駐車場の車の中に置いてあったり、家の引き出しに入れっぱなしになってたりで、ちょっと取りに行くのに時間が掛かったり、使う前にホコリをはたくような感じ。
それに対して、思考や感情、行動のクセを表すという上位資質はいつも手元に持っている。常にピカピカにして身にまとってる感覚です。
なので、下位の資質も使えないわけじゃないけど、その資質を使うのが得意な人と比べるとちょっとぎこちなかったり、うまく使うまでに時間が掛かります。
ぎこちなかったり、上手く使うまでに時間が掛かるものがクリフトンストレングスでいう弱みになりようがないのです。
チームメンバーの弱みを知りたいという方は、おそらく強みと弱みを全くの別種の物と思っていたからこそ、下位の資質を知り、トレーニングを促したり、役割分担をどうにかするなど、何か改善できればと気持ちで聞いてきたんだと思います。
それよりも、チームのメンバーの強みや得意なことに目を向けて、お互いのすごいところを尊重できるような組織になって欲しいと願っています。
個人的には、上位資質をぶん回して痛い目を見た経験や資質を磨いて使いこなすことを意識してこそ、弱みにも目を向けることが出来るのでは?!と思ってます。
なので理想論かもしれないけど、まず始めは、強みとなりえる才能の種にこそ注目して欲しいです。
※弊社ではクリフトンストレングス®︎の診断結果の開示は本人同意の上でTOP10までです。