レイトショーでファーストマンを観てきました。
人類初の月面着陸を果たしたニール・アームストロング船長(宇宙飛行士)が主人公です。
娘を亡くしたところからはじまり、NASAの宇宙飛行士に志願し同僚が死亡する中で厳しい訓練に耐える姿、時に国策とミッションの遂行とのの間で葛藤する姿、そんなアームストロングを見守る家族の葛藤が描かれている。
カメラの視点があくまでも主人公を通して観たものになっていて、他の映画やドキュメントでありがちなどこか俯瞰した映像・・「雄大な宇宙」とか「美しい地球」ではなく、リアルに揺れている宇宙船の船内だったり、機器の表示のようなもの、外の景色でも揺れる船内から見た漆黒の空間が多かったりする。
それが、アームストロングが見て感じたリアルだから。
あのリアルさは、映画館の大きいスクリーンで見て正解だったと思う。
まるで自分もミッションに参加したかのよう。
と思いながら、月面着陸成功までにストーリーを割いているため月に着いてからが短くて、月の話はせーへんのかいっ?!月で何を感じたん?!とも思った。
あと、ちょっとネタバレにもなるのですが、帰還後は長男くんが出てこなくて残念。
見送りの時に絶対父さんのミッションは命がけだと意味分かった上で見送りをしていたので、出てくると思ってたよ。
アポロ計画、17号まであったのですね。
ちなみに、アームストロングさんが行ったのは11号だったそう。