5日間のGallupストレングスコーチ養成講座の学びが終わりました。
この5日間は大好きなストレングスとコーチングに向き合う極上の時間でした。
皆さんはご自身の34資質のレポート読んだ事はありますか??
例えば「親密性(R)=少人数の方と深く信頼できる関係を作りたい」というのは資質のコアですが、あのレポートにはコア以外のあなたのオリジナルも書かれているんですよ。
資質の壁を飛び越える
ストレングスファインダーを知っている方は親密性(R)は人間関係構築力の資質で〜とその特徴をスラスラっと説明できると思います。
そんな親密性(R)が思考力として現れたとしたら??
実行力として現れてるとしたら?影響力の側面もあるんですよーって言われたとしたら??
あなたは想像する事が出来ますか??
間違ってるよーって思い、間違いを直したくなりますか??
私の場合「要約する人」
私の場合は、34資質の1位が親密性(R)2位が活発性(R)です。
私の34資質のレポートを読むと、親密性(R)には「あなたは本能的に分かりにくい考えや仕組み、プログラム、プロセスの無駄をそぎ落として基本的な要素を取り出すことに成功するといい気分になるでしょう。強みによってあなたは、理解するのが難しい概念があったら少し簡単にして人が理解するように話すことがあります」だとか「あなたはたくさん本を読んで学びます」と書かれています。
活発性(R)にも「おそらくあなたは複雑なグループディスカッションから重要なポイントをわかりやすく客観的に要約することができるようです」と書かれています。
これを読んだとき私は訳が分かりませんでした。大抵の資質の説明には、「親密性(R)は人間関係構築力の資質であり、少人数の人と深くつながりたい」であるとか「活発性(R)は早く行動を起こしたい」などと説明してあるので「要約に強みがある」と言われても、本や説明に書いてあることと離れている気がして、合点が行きませんでした。
「たくさん本を読んで学びます」って学習欲(R)みたい...なんで、親密性(R)として出てくるの??って。
コアから考えると
講座をとおして講師の方が話されたのは、資質の壁を飛び越える性質やその人オリジナルの使い方があるということ。
例えば、「親しい人に分かりやすく伝えたい」気持ちが「要約させる」のだとしたら?「親しい人に分かりやすく伝えるため」に「本を読んで知識を得ようとする」のだとしたら??
「概要を掴んで早く行動に移したい」気持ちが「要約させる」のだとしたら??
少し違う側面が見えませんか??
各資質のコアは本やWebで説明されているとおりで、親密性(R)は確かに人間関係構築力の部分に発揮される事が多い資質なんですが、違う側面から見ると「実行力」に使われることもあるし、「影響力」、「思考力」に使われることもあるんです。分類するときに、親密性(R)に「人間関係構築力」の色が濃いからそう分けてるだけで、実行力や影響力、思考力の要素が無いわけではないんです。
よく、レポートを見て「私には戦略的思考力の資質はトップ10にないから考えることが苦手なんだ」と言う人がいますが、それは違うんです。あなたの上位資質が資質の壁を飛び越えて、無いと思っている思考力も発揮してるんですよ。
ぜひ、決めつけを手放してもう一度あなたのレポートをご覧になってくださいね。そして、あなた独自の使い方を見出して下さいねー。