....な、長い。タイトル長い!
どこで切れば良いか分からんだので全部タイトルに書いたった(*´꒳`*)
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FIREという言葉に抱いていたイメージ
今から15年くらい前、「アーリーリタイア」「セミリタイア」という言葉を知った。
お金を貯めてメインの仕事辞めて、好きなことをゆるゆるやって生きて行く。私が購入した経済雑誌では田舎で古民家を買い農業に取り組んだり、気が向いた日に開けるという趣味を活かしたカフェを経営する30〜40代の方が紹介されていた。
良いなあと思う反面、「R」はリタイア(半リタイア)なのだ。「ゆるゆる」の中に節約は不可欠でプチ隠居、そんなに早く会社や社会の第一線から離れ、それが讃えられる世の中って世の中的にどうなんだ?!と懐疑的に見ていた。羨ましい私と何か胡散臭いものを見る私と2人の私がいた。
FIREもこれらを言い換えた感じでしょ?!言葉を変えてあの概念がまた出てきたの?!と思っていた。1億円!のインパクトに惹かれて本著を読むまでは。
寺澤夫妻のFIRE
寺澤夫妻のFIREの「R」はリタイアでは無いという。リスタートだったり、リボーンの再出発の意味と捉えていると言う。
お子さんをお持ちの夫婦が生活レベルを極端に下げることなく、でもあくせくしないFIREを目指すために見直したこと、話し合ったこと、今後の話など本書にはたくさん書かれてます。
特にFIREを目指すために1億円の資産を蓄えるまでの試行錯誤をご夫妻のキャリアや転職、投資の内訳などを交えて詳細に書かれていて年齢の近い私はこの頃こんなことをしてたから今のご夫妻があるんだなーとある種の共感を持って読み進めました。
特に投資に対する考え方が近く、貯め方の所や退職後のシミュレーションが私にとって特に参考になりました。
ここが特に心に残った
ネットにはFIREの情報が溢れていますが、節約の話だったり単身者の話だったり、たしかに夫婦やお子さんをお持ちの方に刺さる本って少ないかもしれません。
俺の言うことを聞け!とか
頼む!ついてきてくれ!とか
一方の夢や人生の目標に家族を巻き込むのではなく、話し合いや情報共有で家族共通のビジョンにしたところに感銘を受けました。
寺澤氏はこれまでに何冊か電子書籍も紙の本も書かれていますが、どの本も「ターゲット」と「この本を読むと何が得られるか(目的)」の部分がわかりやすく、手に取りやすいです。
今後のご夫妻のご活躍を祈念しています。
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