初めてのコーチングシリーズ2回目です。
前回の記事はこちら
【初めてのコーチング】コーチからアドバイスはもらえないけどコーチングは掛け算です - esperanza
今回は、コーチングに申し込んだけど、他にもカウンセリングとかコンサルティングとか似たようなものが色々あって、コーチング申込んでよかったのか分からないという疑問に答えてみたいと思います。
話を聞いてもらうというところまでは、一緒のようだけど・・・
まずは、それぞれの違いを考えてみます。
コンサルティングとは
コンサルティングが他の2つと明確に違うところは、結果を求めるところです。
専門知識や技術を持つ人が、クライアントの現状を分析し、ひとりで考えているだけでは思いつかないことを専門職ならではの視点から伝えることで、クライアントが現在いるところより、さらに高みへ引っ張ります。
目標を持ち既に動き始めている人、目標まで最短で行動したい人に対し、課題の解決方法を伝えたり、戦略やノウハウを伝えることで、本人一人では到達できないところまで、引っ張り上げることを求められます。
1を10にも1000にも大きく大きく膨らませるイメージです。
コンサルティングが適している人
何をしたいという目標が明確にあり、専門的な視点で現状分析やアドバイスを求める人
カウンセリングとは
現状を変えたいという点では、他の2つと同じです。
ただ、変えたいと思った元が幼いころの原体験だったり、学校や職場で受けた心の傷が原因で、先へ進みたい気持ちがあっても過去を思い出すとそこで立ち止まってしまい、進むのが怖く立ち止まってしまうことがあります。
心の悩みや葛藤、不安を話し、時には支援を求めることで、心を落ち着かせたり、浄化することもできます。
辛かったこと、苦しかったこと・・・感情を言葉として表すことで、それ自体が癒しになるのです。
凹凸の「凹(へこんだところ)」を「□(もとにもどしてまっすぐ)」にして、自立までもっていくのが、カウンセリングの役割です。
数字で言いうと、マイナスをゼロにするイメージです。
カウンセリングが適している人
悩みや不安が大きく、心の状態が安定せず「考える」余裕のない状態の人
コーチングとは
コーチングとは、クライアントの望む方向を確認し、自己実現を支援します。
・目標があり既に自己流で行動を起こしているけど、結果が出ていない人
・やりたいことがいっぱいありすぎて、何から始めて良いのか分からない人
コーチと話すことで、心の奥に眠っている気持ちを覚醒させ、現状分析をし、ギャップを捉え、どこへ向かって走るかを考えます。
ただし、考えるのはクライアント自身です。
コーチは、基本的にアドバイスも指示もしません。
(コーチの人生経験に基づいて、提案をすることはあるかもしれませんが、受け入れる・受け入れないの主導権はクライアントにあります)
コーチの役割は、クライアントの自発的な行動を促すこと、立ち止まったり、迷路に入りそうになった時に、ポンポンと肩をたたいて「どうした?」と寄り添って聞くことです。
コーチングとしてセッションを始めたけれど、クライアントの状態によっては、カウンセリング的なアプローチが必要と感じることは時々あるようです。
コーチングを本当の意味で機能させるには、コーチングはカウンセリングと比較すると未来に目を向け、行動を促すことが多いので、少し心の元気さが必要かもしれません。
コーチングが適している人
気づきさえ得られれば、自分で思考を膨らませ、思ったことを実現しようと行動出来る(したい)人
「たとえ話」を「まとめ」にかえて
今回、コンサルティングとカウンセリングとコーチングの違いをまとめようと思ったのは、お客様の声がきっかけです。
「ブログが続かない! なんとかしたいと思ってコーチングを申し込んだけど、後で調べたらコンサルティングも気になってきた」
この場合、ブログを書くことを阻んでいる潜在意識や状態に目を向け、理想とのギャップはどれくらいか、ブログのテーマは本当に自分に合っているか、そもそもなぜブログが続かないことが苦痛なのか、ブログという発信方法は本当に合っているのかなどをコーチとともに考え、自分なりの方向性を模索して先に進みたいなら、コーチング。
ブログを発展させるために、現状では足らないことや将来の方向性を相談し、専門家目線からのアドバイスやモチベーションを維持する方法を確認したいなら、コンサルティングが適当と思います。
もし、判断に迷ったときの選択の一助になれば嬉しいです(^^)/
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日にちが先になる(すみません)ので今すぐどうにかしたい話には向きませんが、興味がありましたら下記のリンク先(下部)からお尋ねください。(7月5日時点)