esperanza

コーチングやクリフトンストレングスについて徒然なるままに

「無理はしないように」の違和感~その先へ

残業をしていると、上司であったり課長であったりが「無理はしないように」とか、「早く帰ってくださいね」と声をかけてくる。

 

「今日はNO残業デーじゃ!早く帰れ!部長や人事課に対する俺の体面もあるんじゃい!!」

 

ではなく、とりあえずは労わってくれているんだろうと信じて、適当に流している。

 

といって、早く帰ったがために、やり残した仕事は誰が片付けてくれるのだろう?

部下なしの一人担当なので、事務はすべて自分でしないといけない。

 

「いつもお疲れ様です、無理はしないでくださいね」という言葉を掛けるなら、

 

〇部下がいつも残業しなければならないのは何が問題(要因)なのか?

〇管理職として、力になれることはないのか?

 

せめてここを考えてもらわないと、折角の「無理はしないで」といういたわりの言葉が、「うわべだけの虚しいもの」になってしまう。

 

「無理はしないで」

親しい人から言われると嬉しい言葉。

けれど、上司から言われると、一見寄り添っているように見えて、突き放しているような悲しく虚しく響く言葉。